大麻解禁の世界最新地図!嗜好用・医療用が合法な国と規制の落とし穴
「解禁」と一言で括っても、その法体系は国によって極めて対照的だ。大きく分ければ、成人の嗜好目的での所持・使用を認める「嗜好用」と、医師の処方に基づく治療目的に限る「医療用大麻」の2つの枠組みが存在する。この境界線を明確に理解しておくことが、グローバルな規制動向を読み解く第一歩となる。
国際社会における潮目が決定的に変わったのは、専門機関による科学的評価の見直しだった。世界保健機関(WHO)が実施した詳細な依存性・有害性レビューに基づき、国連麻薬委員会(CND)は2020年に歴史的な決定を下した。大麻を「最も危険な薬物」の分類枠(1961年麻薬単条約の表IV)から削除したのだ。この国連の判断が引き金となり、世界の政策立案者たちは次々と医療用大麻の合法化および研究促進へと舵を切った。
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