虹の七色の順番と外側内側の真相|覚え方と海外6色の謎を徹底解説
空に現れる虹を見上げたとき、最も外側に輝いているのは「赤」であり、最も内側に位置するのは「紫」です。この順番は決してランダムではなく、純粋な光学現象の物理法則によって厳密に固定されています。 日本で親しまれている漢字表記「赤橙黄緑青藍紫」の読み方は、音読みで「せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し」と発音します。それぞれの色が持つ具体的な配列と、空における位置関係は次の通りです。
1. 赤(せき・あか):最外側(波長が最も長い)
2. 橙(とう・だいだい):赤の内側
3. 黄(おう・き):橙の内側
4. 緑(りょく・みどり):中央部
5. 青(せい・あお):緑の内側
6. 藍(らん・あい):青の内側(濃い群青色)
7. 紫(し・むらさき):最内側(波長が最も短い)
この順番を決定づけているのが、可視光線の波長と色の順番です。太陽光は一見すると無色透明(白色光)に見えますが、実際にはあらゆる波長の光が混ざり合っています。人間の目が知覚できる「可視光線」のうち、波長が最も長い光(約700〜780nm)は「赤」として知覚され、最も短い光(約380〜420nm)は「紫」として認識されます。 太陽の光が大気中に浮遊する球形の水滴に入射するとき、光は空気と水の境界で屈折し、水滴の内側で一度反射して外へ飛び出します。このとき、「波長の短い光ほど屈折率が大きく急激に曲がり、波長の長い光ほど曲がりにくい」という物理的性質が働きます。赤色の光は曲がりにくいため太陽光の進行方向に対して約42度の角度で観察者の目に届き、青や紫の光は強く曲げられるため約40度の角度で届きます。地上に立つ観察者から見ると、角度の大きい赤が一番高い場所(外側)に見え、角度の小さい紫が一番低い場所(内側)に見えるわけです。これが、虹の外側と内側の色が常に赤から紫へと並ぶ揺るぎない科学的理由です。