影の総理・小沢一郎はなぜ総理になれなかったのか?政界再編の真実
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小沢氏が首相にならなかった理由は、事件捜査だけではありません。過去の複数の局面において、自ら首相となるチャンスがありながら、あえてキングメーカーに徹した歴史があります。
1991年の海部首相退陣時、竹下派最高幹部から「小沢総理」の擁立論が沸き起こりましたが、小沢氏は心臓疾患などの健康不安を理由にこれを固辞しました。自らトップに立って矢面に立つよりも、実力派の黒幕として政策と政局をコントロールするほうが合理的であるという判断が働いたとされています。
その後も、1993年に自民党を離党して結成した新生党では細川護煕氏や羽田孜氏を首相に担ぎ上げ、2009年の民主党政権では鳩山由紀夫氏を擁立。自身は選挙の勝敗を決める党務や資金、公認権の掌握に専念するスタイルを確立しました。この「権謀術数を駆使して操縦桿を握る手法」こそが、小沢氏がキングメーカーと呼ばれた本質です。
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