イズミヤ千里丘店の閉店理由は?跡地の現在と再開発の全貌を徹底追跡
地域密着型店舗として確固たる基盤を築いていたイズミヤ千里丘店ですが、2020年5月6日をもって営業を終了しました。半世紀に及ぶ営業に終止符を打った背景には、複合的な要因が重なり合っています。
第一に挙げられるのが建物の著しい老朽化と耐震基準への対応課題です。開業から50年が経過した施設は設備の経年劣化が進んでおり、大規模な建て替えや耐震補強工事には莫大な設備投資が必要とされる状態でした。
第二に、親会社であるエイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)グループによる総合スーパー事業の構造改革です。百貨店の阪急阪神百貨店や食品スーパーの阪急オアシスなどを傘下に持つ同グループは、人口動態の変化や消費者ニーズの細分化に合わせてグループ全体の収益構造見直しを推進。大型GMSから高効率な食品特化型スーパーへのシフトを進める中で、築年数の経過した大型旗艦店の再編対象となりました。
さらに、周辺エリアにおける商業競争の激化も無視できません。近隣の万博記念公園エリアに誕生した「ららぽーとEXPOCITY」をはじめ、イオンモール茨木、さらには周辺に相次いで進出したディスカウントストアや食品特化型スーパーとの間で顧客の奪い合いが激しさを増していました。施設の維持コストと将来的な投資対効果を冷徹に見極めた結果の決断でした。
タグ:
https://bescranes.com/ika-no-geso-karaage/5154311/