音価とは?音楽理論の超基本とリズム感を劇的に変える計算の極意
複雑に見えるリズムでも、音価の計算方法のロジックさえ確立してしまえば、算数のように平易に分解できます。現場でプロも実践している計算公式と覚え方のテクニックを紹介します。
付点音符の計算ルール:基本公式は「1 + 0.5 = 1.5」
付点音符の音価は、以下のシンプルな公式で完全に処理できます。
【付点音符の音価 = 元の音符の音価 × 1.5】
これを音符の最小公倍数的な単位に置き換えて考えるのが、最もミスの少ない計算法です。
- 付点二分音符:二分音符(四分音符2個分)+ 四分音符1個分 = 四分音符3個分(3拍)
- 付点四分音符:四分音符(八分音符2個分)+ 八分音符1個分 = 八分音符3個分(1.5拍)
- 付点八分音符:八分音符(十六分音符2個分)+ 十六分音符1個分 = 十六分音符3個分(0.75拍)
このように、「最小の音符が何個分詰まっているか」に換算してグリッド化すると、頭の中の混乱は一掃されます。
連符(三連符)の計算ロジック
西洋音楽で2分割の規則を破るのが「三連符」です。三連符の基本定義は「本来2分割するスペースに、均等に3つの音を詰め込む」ことです。例えば「八分三連符」は、四分音符1拍(本来は八分音符2個分の音価)の空間を均等に3等分したものです。ひとつの音価は「四分音符の3分の1拍」となります。
効率的な「音価の覚え方」:サブディビジョンの体内化
音価を頭の計算だけで終わらせず、体で覚えるための最短ルートは「サブディビジョン(拍の細分化)の意識化」です。
四分音符でメトロノームを鳴らしながら、口で「タ・タ・タ・タ(4分)」だけでなく、「タカ・タカ・タカ・タカ(8分)」「タカタカ・タカタカ(16分)」と細分化した最小単位を常に裏でカウントします。1拍の中に目盛りの細かいグリッドを敷き詰めておくことで、全音符を伸ばす際も、付点音符を跳ねる際も、正確な音価のマス目を当てはめるだけで正確に発音できるようになります。
タグ:
https://mail.academiadeidiomastepeyac.edu.mx/takebayashi/3865621/