プロが教えるローズマリーの増やし方!挿し木・水挿し成功の秘訣

プロが教えるローズマリーの増やし方!挿し木・水挿し成功の秘訣の重要ポイントを解説します。最新トレンドがチェックできます。

大量に増やしたい場合や、最終的に丈夫な大株へ育てたい場合は「挿し木」が最適解です。挿し木の成否は、「挿し穂(さしほ)の調整」と「挿し木用の土配合」の2点で9割が決まります。

失敗を防ぐ挿し穂の切り方

枝の選定では、茶色く完全に木質化した古い枝でもなく、先端の柔らかすぎる極軟弱部でもない、「緑色からやや硬さを帯び始めた新梢」を7〜10cmの長さで採取します。

  • 切断角度:吸水断面積を最大化するため、清潔な園芸用ハサミやカッターナイフを用い、節のすぐ下を「斜め45度」にスパッと切断します。繊維を押し潰すと導管が破壊され、吸水不能に陥ります。
  • 蒸散調整:下部3〜4cmの葉を丁寧にむしり取り、上部に残す葉も半分程度に間引きます。葉が多すぎると発根前の吸水量を蒸散量が上回り、葉がチリチリに乾燥して枯死します。
  • 水揚げ処理:切断後、すぐにメネデール希釈水に30分〜1時間ほど浸けて十分な水分を吸わせます。

発根を促す挿し木用の土配合

挿し木において最もやってはならない過ちは「元肥入りの花と野菜の培養土」を使うことです。発根前の切り口に肥料成分(チッソ・リン酸・カリ)が接触すると、浸透圧の関係で逆に水分を奪われ、切り口が黒ずんで枯れる「肥料焼け」を起こします。

挿し木には必ず「無肥料・無菌・水はけと保水性のバランスが良い用土」を使用してください。

  • 黄金配合パターン1:小粒赤玉土 70% + バーミキュライト 30%
  • 黄金配合パターン2:小粒赤玉土 50% + 鹿沼土細粒 30% + パーライト 20%
  • 市販資材の活用:配合の手間を省く場合は、熱処理殺菌済みの「種まき・さし木の土」単用でも十分な発根率が得られます。

土に挿す際は、あらかじめ割り箸などで深さ3〜4cmの穴を開けておき、挿し穂をそっと差し込んで周囲の土を軽く押さえます。切り口に粉末状の発根促進剤「ルートン」を薄く付着させてから挿すと、発根率と発根スピードが大幅に向上します。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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