第45興和ビルの建て替え説を追う!テナント動向と相場から見た真相
メディア取材班が実際に現地を訪れ、ビル周辺環境の定点観測および入居企業関係者の生の声を集積したところ、スペック表だけでは見えてこないリアルなメリット・デメリットが浮き彫りになりました。
肯定的な意見として圧倒的に多かったのは、「街の格調の高さと執務環境の静けさ」です。あるクリエイティブ系企業の役員は、次のように語ってくれました。
「以前は渋谷の宮益坂周辺にオフィスを構えていましたが、人の波と騒音に疲弊していました。南麻布に移転してからは、来訪されるクライアントからの第一印象が格段に良くなり、『落ち着いて腰を据えた商談ができる』と好評です。仙台坂周辺の緑も多く、ランチ時には麻布十番商店街の老舗や隠れ家レストランへ歩いていけるため、社員の定着率にも良い影響が出ています」
一方で、率直な課題として挙げられたのは「最新ビルと比較した設備の年季」です。空調のゾーン制御が現在の個別空調システムに比べて細分化しづらい点や、エントランスの自動ドア・エレベーターの制御スピードなど、日々の細かな使い勝手において昭和終焉から平成初期の設計思想を感じさせる場面があります。また、最寄り駅からの道のりには緩やかな傾斜があるため、真夏の徒歩移動時にわずかな負担を感じるというリアルな声も記録されています。
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