被害者面の裏に潜む支配欲|自己愛性人格障害の女性の特徴と対処法
精神科医や臨床心理士の間で広く共有されている見解として、自己愛性パーソナリティ障害の根本治療は極めて困難であるという事実があります。これには明確な心理構造上の理由が存在します。
自我親和性と疾病利得の壁
うつ病や不安障害と異なり、人格障害の特性そのものは本人にとって「自分を守るための正常な防衛機制」として機能しています(自我親和性)。本人自身は苦しんでおらず、「周囲が自分を正当に評価しない」「無能な人間に囲まれて苦労している」と認識しているため、自発的に治療を求める動機が生まれません。
仮に心療内科を受診したとしても、それは周囲をコントロールするための道具(「医師から適応障害と診断された、すべて職場のせいだ」という免罪符作り)として利用されることが大半です。
加齢とともに訪れる過酷な結末(末路)
若年期や現役時代は、外見的魅力、社交性、立場の優位性によって人を惹きつけ、搾取の対象を次々と乗り換えることが可能です。しかし、40代から50代以降になり、容姿の衰えや社会的立場の喪失が進むと、急速に孤立化していきます。
周囲の人々がその本性に気づいて離れていくため、最終的には家族からも見放され、ネット上の匿名掲示板やSNSで果てしない愚痴と他者攻撃を繰り返す孤独な晩年を迎えるパターンが極めて多く見られます。
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