月の自転周期は約27.3日!公転と一致する潮汐固定の真相

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月は地球の周りを公転しながら、自らもコマのように回転(自転)しています。国立天文台暦計算室の公式データによると、月の自転速度は平均して1日あたり約13.176度(ばらつきは13.1745~13.1785度/日)という極めて安定したペースを維持しています。360度回転するのに要する時間は27日7時間43分11.5秒(約27.32日)です。

そして、月が地球の周囲を1周する公転周期もまったく同じ約27.32日です。この「自転周期と公転周期が同一になる現象」を天文学では「同期自転(Synchronous rotation)」と呼びます。

イメージしにくい場合は、自分がその場で1回自転しながら、部屋の中央にあるテーブルの周りを1周歩く姿を想像してみてください。テーブル(地球)に常に顔を向けたまま円を描いて歩くと、部屋の壁を基準に見たとき、自分自身も1周の間にきっちり360度回転していることが分かります。月はまさにこの動きを何十億年もの間、忠実に繰り返しているため、地球上の観測者には「ウサギの模様」が静止して見えるのです。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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