ジョジョ4部キャラ徹底解剖!能力・強さ順と生死の真相まとめ
明るい学園生活やコミカルな日常描写が目立つ第4部ですが、その陰には避けることのできない悲劇と死が存在します。作中で命を落としたキャラクターたちの最期は、いずれも「日常のすぐ真裏にある理不尽な死」として生々しく描写されました。
最も読者に強い衝撃を与えたのが、矢安宮重清(重ちー)の死です。「ハーヴェスト」を操る重ちーは、欲深で幼い一面を持ちながらも、両親を心から愛する普通の中学生でした。吉良吉影の「手」の秘密を偶然知ってしまったことでキラークイーンの標的となり、身体の半分を吹き飛ばされながらも、仗助たちに殺人鬼の存在を伝えようと血みどろで校内を這い進みます。最期に吉良の手によって跡形もなく爆殺される寸前、彼が叫んだ「仗助ェェェェーーッ!」の絶叫は、杜王町の平穏が完全に破綻した瞬間でした。
エステティシャンの辻彩もまた、吉良の逃亡劇に巻き込まれた犠牲者です。「シンデレラ」で人々に愛と幸福をもたらすことを誇りとしていた彼女は、瀕死の吉良に脅迫されて川尻浩作の顔を移植させられ、秘密を隠蔽するために無惨にも爆殺されました。彼女の死によって吉良の足取りは完全に途絶え、町全体が疑心暗鬼の暗黒期へと突入することになります。
また、物語の序盤で退場した虹村形兆は、弓と矢で町に無差別にスタンド使いを生み出した元凶でしたが、その動機はDIOの肉の芽により不死の怪物と化した父親を「安らかに死なせてやりたい」という悲壮な家族愛でした。最後は音石明の不意打ちから弟の億泰を庇って感電死するという壮絶な幕切れを迎えます。形兆の死は億泰に深い喪失感を与えつつも、「自分の頭で考えて生きる」という成長のトリガーとなりました。
このほか、仗助の祖父である警察官・東方良平や、顔を奪われた本物の川尻浩作など、スタンド能力を持たない一般市民も理不尽に命を奪われています。第4部は「誰もが死なないご都合主義の学園モノ」ではなく、犠牲者の無念の上に生き残った者たちが正義のバトンを繋ぐ、厳格な命のドラマなのです。