ミナミアオカメムシの脅威、あなたの農作物は大丈夫?見分け方と完全防除策

ミナミアオカメムシの脅威、あなたの農作物は大丈夫?見分け方と完全防除策についての真相をお届けします。

農林水産省および各都道府県の農業技術センターが発表する病害虫発生予察情報において、ミナミアオカメムシに対する注意報・警報の発令件数は高止まりを続けています。かつての本州における優占種はアオクサカメムシでしたが、西日本を中心にミナミアオカメムシへの置き換わりが進み、現在では東海・関東平野部でも主要害虫として定着が確認されています。

温暖化による北上の理由として決定的なのが、冬期死亡率の劇的な低下です。ミナミアオカメムシは成虫で越冬しますが、本来は寒冷耐性が低く、氷点下の環境が長期間続くと越冬できませんでした。しかし、近年の暖冬傾向によって林縁部の落葉下や常緑樹の葉裏、建物の隙間などで無事に越冬を果たす個体群が急増。春先に生き残った成虫が第1世代を産卵し、夏から秋にかけて年に3〜4世代という驚異的なスピードで増殖サイクルを回す構造が定着しています。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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