小松の奇界遺産ハニベ巌窟院!山中に佇む巨大仏頭と地獄の全貌
駐車場に車を滑り込ませた瞬間、誰もが言葉を失う。山頂付近に鎮座する「ハニベ釈迦牟尼大仏」の頭部。未完のまま現在に至るその姿は、周囲の木々の緑と鮮やかなコントラストを描き出している。
「ハニベ」とは古代の言葉で「埴輪を造る土師部(はじべ)」に由来する。彫刻の原点への回帰を誓った初代院主の意志が、この巨大仏頭の端正な眼差しに宿る。遠くから眺めるだけでも圧巻だが、近づくにつれて鼻腔や唇の立体感が際立ち、仏教彫刻・宗教美術の枠を超えた前衛芸術のような迫力で迫ってくる。
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