足が遅くても勝てる!運動会リレーで圧倒的な差をつけるバトンと走順の極意
バトンパスには大きく分けて「オーバーハンドパス(上方渡し)」と「アンダーハンドパス(下方渡し)」の2種類が存在します。チームの練習量や走者の年齢・スキルに応じて最適な方式を選択することが勝敗の分かれ目となります。
確実性を最優先する小学校の運動会などでは、受け手が腕を後ろに伸ばして手のひらを上に向けるオーバーハンドパスが広く採用されています。視覚的にも確認しやすく、受け渡しミスが起こりにくい点がメリットです。一方で、日本代表が採用して世界の脚光を浴びたアンダーハンドパスは、受け手が腕を自然に下ろした位置へ下からバトンを押し込むように渡す技術であり、走者が本来の自然な腕振りとランニングフォームを崩さずに加速できる究極のスピードパスといえます。
バトンパスの成否を握るのは、手の出し方以上に「リードの取り方」です。受け手は前走者が近づいてくるのを立って待つのではなく、手前に置いた「マーク(目印)」を前走者の足が通過した瞬間に、前を向いて全力ダッシュを開始しなければなりません。バトンをもらう瞬間に後ろを振り返って減速する「迎えバトン」は、リレーでタイムを落とす最大の要因です。信頼関係に基づき、前を向いたまま手だけを後方に差し出すブラインドパスを徹底することがタイム短縮への第一歩となります。
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