不倫と浮気の違いは?法律上の不貞行為と慰謝料相場の境界線

不倫と浮気の違いは?法律上の不貞行為と慰謝料相場の境界線について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

パートナーシップにおける「浮気のライン」は、個人の価値観によって大きく揺れ動きます。大手意識調査機関や各種アンケート調査を検証すると、一般市民の意識と法律判断の間には明確な乖離が見受けられます。

一般の意識調査では、以下のようなグラデーションで「浮気」と見なされる傾向があります。

「二人きりで食事や飲みに行く」(約38%が浮気と判定)
「手をつなぐ・スキンシップ」(約67%が浮気と判定)
「キスをする」(約86%が浮気と判定)
「ホテルに入る・性交渉を持つ」(約98%が浮気と判定)

一般の感覚では「手を握った」「二人でデートした」段階で十分に浮気と見なされますが、裁判の判例においてこれら単体で「不貞行為」と認定されることは極めて稀です。ただし、肉体関係に至らない場合であっても、過度な接触や密会によって婚姻生活の平穏を著しく破壊したと認められた場合には、「婚姻を継続しがたい重大な事由」(民法第770条1項5号)として数十万円程度の慰謝料が認められた事例(東京地裁判決など)も存在します。感情の裏切りと法律上の損害には段階的な差があることを理解しておく必要があります。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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