日本三大秘境の謎に迫る!白川郷・祖谷・椎葉村が選ばれた真の理由

日本三大秘境の謎に迫る!白川郷・祖谷・椎葉村が選ばれた真の理由を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

四国の屋根・剣山(つるぎさん)の懐に抱かれた祖谷渓(いやけい)は、エメラルドグリーンの祖谷川が激しく山肌を削り取った深いV字谷が約20キロメートルにわたって続く景勝地です。見上げれば垂直に近い急斜面にへばりつくように民家が点在し、まさに「天空の集落」と呼ぶにふさわしい景観が広がります。

祖谷の象徴とも言える名所が、国指定重要有形民俗文化財の「祖谷のかずら橋」です。シラクチカズラなどの自生植物を編み連ねて作られた吊り橋は、一歩踏み出すごとに足元の隙間から川面が覗き、ギシギシと大きく揺れて旅人の足をすくませます。この橋には「追っ手が迫った際、蔓(つる)を切り落として侵入を防ぐために木材ではなく植物で作られた」という平家落人ならではの切迫した伝説が息づいています。

祖谷観光では、谷底からせり出す断崖に立つ「小便小僧」のモニュメントや、さらに奥地に位置する「奥祖谷二重かずら橋」も見逃せません。現在では古民家ステイや渓谷沿いの隠れ宿が整備され、四国屈指のディープな観光地として高い人気を集めています。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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