老舗の味を自宅で完全再現!市販蒲焼きが劇的に化ける秘伝ダレ
さらなる高みを目指すなら、小鍋の内部で起きている微細な物理現象に目を向けたい。専門店のタレにあって家庭のタレに決定的に欠けているもの、それは魚骨から溶け出すコラーゲンとリン酸塩の旨味だ。
もし手に入るなら、鮮魚コーナーで鰻の骨(ボーン)を入手し、魚焼きグリルで真っ黒になる寸前まで香ばしく素焼きにする。それを調味料とともに弱火で15分ほど煮出す。骨から抽出されたゼラチン質が冷水に溶け合い、冷めても身にピタリと吸い付く完璧な粘性を生み出してくれる。
手に入らない場合でも諦める必要はない。清酒を煮切る際、強引にアルコールを飛ばすのではなく、蓋を少しずらして余分な揮発成分だけを逃がしながら、米の甘味成分を鍋底に濃縮させていく。鍋肌に焦げ付かせないよう、木べらの先で液体を対流させ続ける指先の感覚。ほんのわずかな配慮の積み重ねが、市販品とは次元の違う輝きをタレに宿らせる。 (出典: うなぎ の タレ 作り方(Yahoo!ニュース))
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