水セメント比とは?強度と耐久性を左右する基準値と計算式を徹底解剖

水セメント比とは?強度と耐久性を左右する基準値と計算式を徹底解剖の疑問点について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

水セメント比(Water-Cement Ratio: W/C)とは、まだ固まっていないフレッシュコンクリートに含まれる「セメントの質量に対する水の質量の割合」を百分率(%)で表したものです。英語の頭文字を取って「W/C」と表記されるのが一般的で、配合計画書や現場の仕様書には必ず記載されます。

コンクリートは、セメントと水が化学反応を起こす水和反応によって硬化し、強固な骨格を形成します。理論上、セメントが完全に水和反応を起こすために最低限必要な水量はセメント質量の約25%、施工時の作業性を確保するためのゲル水を含めても約40%程度とされています。

しかし、実際の生コンクリートの配合設計では、作業員が型枠の隅々まで隙間なく流し込める流動性を確保するため、理論値よりも多めの水を加えて調整します。この「加える水のさじ加減」こそが、完成後のコンクリート構造物の運命を大きく変えるポイントです。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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