忠犬ハチ公が渋谷駅で10年待ち続けた真実|美談の裏側と死因の解剖記録
Q1:ハチ公は左耳が垂れていましたが、元々そういう犬種なのですか?
A1:いいえ、秋田犬の耳は本来ピンと直立するのが標準です。ハチ公の左耳が垂れていたのは、生まれつきではなく、渋谷駅周辺をうろついていた時期に他の野良犬と激しい喧嘩をして噛み裂かれ、軟骨を痛めて後天的に変形してしまったためです。生前の写真や剥製でも左耳が垂れた姿が確認できます。
Q2:なぜ死後すぐに内臓がホルマリン漬けで東大に残されていたのですか?
A2:ハチ公の飼い主であった上野英三郎教授が東京帝国大学農学部の重鎮であったことに加え、ハチ公自身が全国的な知名度を持つ名犬であったため、当時の獣医病理学教室の教授陣が貴重な学術標本として永久保存を決定したからです。この標本が適切に管理されていたおかげで、死後76年を経た2011年に最新のMRI検査による死因の再鑑定が可能となりました。
Q3:剥製を見に行きたいのですが、どこで誰でも見学できますか?
A3:東京・上野の国立科学博物館(常設展・日本館2階)にて、開館日であれば一般の来館者向けに常設公開されています。また、同じフロアには南極観測隊で奇跡の生還を果たしたカラフト犬の「ジロ」の剥製も並んで展示されており、日本の歴史に名を残した名犬たちのリアルな姿を間近で観察することができます。
タグ:
https://mkp-acc-test.uppromote.com/cortexee/2682519/