アルトリコーダー運指表完全版!ソプラノとの違いやサミングの秘訣
アルトリコーダーを手にした初心者が最初に直面する壁が、アルトリコーダーソプラノ違いによる読譜と指のミスマッチです。小学校で使っていたソプラノリコーダーは、すべての孔を塞いだときの最低音が「ド(C4)」になる「C管」でした。これに対し、アルトリコーダーはすべての孔を塞ぐと「ファ(F3)」が鳴る「F管」として設計されています。
この事実を知らないままソプラノと同じ感覚で「全塞ぎ=ド」と思い込んで吹いてしまうと、楽譜上の音と実際に鳴る音が4度(または5度)乖離し、合奏が完全に破綻します。教育現場の指導要領でも、アルトリコーダー中学校音楽の授業では実音読譜(五線譜に書かれた通りの音高で鳴らす方法)が基本とされており、アルト専用の新しい指使いの習得が必須ステップです。
楽器の全長もソプラノの約32cmに対してアルトは約47cm〜48cmと約1.5倍の長さになり、指孔(トーンホール)同士の間隔も広くなります。指先を無理に突っ張らせて穴を塞ごうとすると隙間が生じやすいため、指の第1関節から第2関節の平らな部分を使って脱力しながら覆うフォームへの矯正が求められます。
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