エアコン取り付け方、Diyは本当に危険?2026年プロが教える費用と正しい手順

エアコン取り付け方、Diyは本当に危険?2026年プロが教える費用と正しい手順とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

エアコンの据え付けは、極めて緻密な順序に従って進められます。プロの職人が標準工事で行う基本作業フローは、主に以下の6つの工程に大別されます。

1. 据付板(背板)の水平設置と配管穴の確認
室内機の重量を支える金属製の据付板を壁面に固定します。この際、水平器を用いてミリ単位で水平を確保します。傾きが生じるとドレンパンからの水漏れ原因になります。壁に配管用の穴がない場合は新規開口を行いますが、エアコン穴あけの注意点として、壁内部に隠れた間柱(まばしら)や耐震筋交い、電線をセンサーで探知し、躯体を傷つけない位置を正確に見極める必要があります。

2. 室内機の加工と配管パイプの引き出し
冷媒配管(高圧・低圧)、ドレンホース、内外連絡電線をまとめ、断熱処理を施しながら室内機の背面から壁穴へと通します。ドレンホースは水が自然流下するよう下り勾配を徹底管理します。

3. 配管パイプのフレア加工と接続方法
冷媒を通す銅管の先端をラッパ状に押し広げるフレア加工のやり方は、施工品質を決定づける最重要工程です。銅管のバリをリーマーで完全に除去した後、専用のフレアツールで均一な角度・幅に成形します。接続部にはトルクレンチを用いたエアコン工事が不可欠であり、規定トルク(メーカー指定の締め付けトルク値)を超えても不足しても冷媒漏れを引き起こします。

4. 室外機の設置方法と配線接続
室外機を水平で強固なプラブロックの上に据え付けます。直射日光や泥跳ねを避ける配置を考慮し、室内機から伸びた内外連絡電線(VVFケーブル)の被覆を剥いて端子台へ確実に結線します。

5. 真空引きのやり方と気密試験
配管内部に残った空気と微細な水分を完全に除去するため、専用の電動真空ポンプとマニホールドゲージを接続して真空引きを実施します。真空計が−0.1MPaに達した後、一定時間放置してゲージ圧が戻らないことを確認する「気密試験」を行い、接続部からの漏れがないかを証明します。

6. バルブ開放・試運転・仕上げ
室外機内のサービスバルブを開放して冷媒ガス(R32等)をシステム全体に行き渡らせます。冷房・暖房運転を実施し、吹き出し温度、配管の結露状態、ドレン排水の流れを計測機器で確認後、配管穴にパテ埋めを施して化粧テープやダクトカバーで仕上げます。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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