六本木・香妃園の真実!芸能人が愛す鶏煮込みそばと深夜カレーの魅力
香妃園を訪れた客のほぼ100%が注文すると言っても過言ではないのが、名物の「特製鶏煮込みそば(とりそば)」と「特製ポークカレー」です。一見すると対極にあるようなこの2品が、いかにして看板メニューへと登り詰めたのかを紐解きます。
【特製鶏煮込みそば:白濁スープが織りなす究極の癒やし】
熱々の陶器製土鍋で運ばれてくる鶏煮込みそばは、テーブルに置かれた瞬間から芳醇な鶏の香りが立ち上ります。じっくりと時間をかけて鶏ガラと丸鶏を炊き出したスープは、クリーミーでまろやかなポタージュ状。そこに合わせるのは、一般的な中華麺よりも柔らかく煮込まれた特製の平打ち風細麺です。「麺が柔らかい」と聞くとコシを重視する現代のラーメン観からは意外に思われますが、この麺が濃厚な鶏白湯スープを極限まで吸い込み、噛むほどに一体感のある旨味が口内を満たします。小分けの器に注ぎ、卓上の調味料を使わずにまずはそのまま最後の一滴まで飲み干すのが通の嗜みです。
【特製ポークカレー:中華の枠を超えた奇跡の黄色いルー】
「中華料理店でなぜカレー?」という初心者の疑問を一口でねじ伏せるのが、鮮やかな黄色が目を引く特製ポークカレーです。ベースとなるのは、中華料理の命である上質な清湯(チンタン)スープ。大ぶりにカットされた豚肉と、シャキシャキ感を残した玉ねぎがゴロゴロと入り、小麦粉とカレー粉で仕上げられたどこか懐かしいルーに、中華出汁の奥深いコクが溶け込んでいます。スパイスの角が立たず、出汁の甘みと旨味が前面に出たこのカレーは、一度食べると定期的に身体が欲する魔力を持っています。
そのほか、パリッとした極薄の皮に具材が詰まった「春巻」や、大粒のエビに特製ソースが絡む「エビマヨ」、甘酸っぱさのバランスが絶妙な「黒酢酢豚」など、一品料理の完成度も極めて高く、複数人でシェアしながら味わうスタイルに最適です。