型破りな異才の光と影。元棋士・橋本崇載が歩んだ激動の足跡と現在
彼の名を一躍有名にしたのが、NHKのテレビ中継で見せた前代未聞のパフォーマンスだ。「NHK杯テレビ将棋トーナメント」の対局前インタビュー。対戦相手であった佐藤紳哉の独特な挨拶をオマージュし、カメラをまっすぐ見つめながら語った演出は、今や伝説として語り継がれている。
単なるパフォーマンスではない。その真意は「退屈と思われがちな将棋のイメージを壊したい」という強いプロ意識にあった。NHKという極めて格式高い放送枠で見せたその度胸。お茶の間に強烈なインパクトを与え、将棋の魅力を新たな層へ届ける大きなきっかけとなった。
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