頭のイボの正体とは?急に大きくなる原因と悪性の見分け方を徹底解説
自身で直接確認しづらい頭皮だからこそ、スマートフォンのカメラで家族に撮影してもらうなどして、客観的な形状を把握する必要があります。皮膚悪性腫瘍のスクリーニングにおいて、世界的に活用されているのが以下の「ABCDE基準」です。
A(Asymmetry:左右非対称性):中心線で分けたときに形が左右対称でなく、いびつに歪んでいる。
B(Border:輪郭の不正):境界がギザギザしていたり、毛羽立っていたりして周辺皮膚との境目が曖昧である。
C(Color:色の不均一さ):一様な褐色や黒ではなく、濃淡が混ざり合い、赤や白、青みがかった色調が混在している。
D(Diameter:直径の拡大):病変の最大径が6ミリ以上ある、もしくは急速にそのサイズを超えて成長している。
E(Evolving:性状の経時的変化):大きさ、形状、隆起の度合いが目に見えて変化し、わずかな刺激で簡単に出血や潰瘍を形成する。
一般的な脂漏性角化症であれば、表面がカサカサ・ボロボロとしており、皮膚の上にペタッと張り付いたような境界明瞭な形状をしています。しかし、基底細胞癌は黒く光沢のある結節を作りやすく、有棘細胞癌は中央が自壊して悪臭や浸出液を伴う特徴があります。これらは肉眼だけで100%判別することは不可能です。皮膚科では、病変部を特殊な拡大鏡で無痛・非侵襲的に観察する「ダーモスコピー検査」を行い、微細な血管パターンや色素沈着の様式から良悪性を高精度に見極めます。
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