大政翼賛会とは?近衛文麿の新体制運動と解散の真相を徹底解説
Q1:大政翼賛会と国家総動員法の違いは何ですか?
A1:国家総動員法(1938年)は、戦争に必要な物資や労働力を議会の承認なしに政府が統制・徴発できるようにした「法律」です。一方、大政翼賛会(1940年)は、その法律を円滑に執行し、政党の対立をなくして国民を一体化するために作られた「官民統合組織」という違いがあります。
Q2:なぜ当時の国民や政治家は政党の解散に反対しなかったのですか?
A2:昭和初期の恐慌や政党の汚職スキャンダルにより、議会政治に対する国民の不信感が極めて強かったことが挙げられます。また、ドイツの台頭を見た政治家たちが「新しい権力構造から取り残されたくない」という保身・日和見心理(バスに乗り遅れるな精神)から競い合うように解党したためです。
Q3:戦後、大政翼賛会に関わった人物はどうなりましたか?
A3:終戦後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)により、大政翼賛会の幹部や推薦議員の多くが「公職追放」の処分を受けました。しかし、冷戦の激化に伴う「逆コース」により1950年代初頭に追放が解除されると、鳩山一郎をはじめ多くの政治家が政界に復帰し、戦後の自民党結成(55年体制)などにも関与しました。
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