馬場ふみか歴代ドラマ総特集!『オトサツ』から最新作と演技の真価
ネット上の掲示板やSNSでは、彼女のキャリア初期において「スタイル抜群のグラビアアイドルが話題性でドラマに出ているのではないか」という穿った見方が少なからず存在しました。いわゆる「モグラ女子(モデル兼グラビア)」ブームの先頭に立っていたがゆえの偏見です。しかし、この見解は彼女の生い立ちと芝居のルーツを見落とした完全な誤解です。
彼女は地元・新潟にいた10代前半の頃からキッズ劇団「アasha」に所属し、歌やダンス、舞台演劇の厳しい基礎トレーニングを長年にわたって積んできた叩き上げの表現者です。映像作品でパッと目を引く視線誘導の巧みさや、セリフのないシーンで心情を雄弁に物語る立ち居振る舞いは、一朝一夕で作られたものではなく、舞台仕込みの身体言語から来ています。
その証拠に、『深夜のダメ恋図鑑』で見せた古賀円役では、世の男性たちが抱く「都合の良い美女」という幻想を、容赦ない白目と猛烈なマシンガントークで粉砕しました。美貌を武器にするどころか、それを自らかなぐり捨ててコメディの推進力へと転換する潔さに、視聴者のみならず多くのドラマ評論家が脱帽しました。「ビジュアルが良いから売れた」のではなく、「確固たる演技の土台があるからこそ、その美貌が物語のフックとして機能している」というのが、業界内で定着している正当な評価です。
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