非常口マークの「緑と白」の重大な違い!日本発祥ピクトグラムの謎
消防庁の呼びかけにより、1979年に避難口標識の全国公募デザイン競技が実施された。数多くの応募作の中から見事に原案として選ばれたのが、デザイナーの小谷松敏繩氏による作品だった。
この原案をもとに、グラフィックデザイナーの太田幸夫氏を中心とする専門委員会が、視認性や心理的効果の精密な検証を開始した。走る人間の関節の角度、扉の枠線との比率、緊急時に人に安心感を与える緑色の選定など、極限まで無駄を削ぎ落とす改訂が重ねられた。こうしてサインデザイン業界の最高峰とも言える、日本発祥のピクトグラムが完成したのである。
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