右腰の痛みは筋肉疲労か内臓疾患か?見分け方と受診すべき診療科まとめ
右腰の痛みには、性別による解剖学的・ホルモン的な違いも大きく関与しています。
【女性の場合】
骨盤内にある右側の卵巣や子宮の病変が、腰痛として知覚されるケースがあります。右側の「卵巣嚢腫(のうしゅ)」が腫大して周囲の神経を圧迫している場合や、卵巣の根元がねじれる「卵巣茎捻転(けいねんてん)」を起こすと、突然の右下腹部痛および右腰の激痛を引き起こします。また、「子宮内膜症」が骨盤の右側靭帯に癒着している場合、生理周期に連動して右腰の奥に強い痛みが走ります。
【男性の場合】
「前立腺炎」や「前立腺肥大症」が進行すると、骨盤底から腰部にかけて放散痛が出ることがあります。排尿困難や頻尿、会陰部の不快感とともに右腰の重だるさを訴える患者も少なくありません。さらに、喫煙歴のある高齢男性の場合、命に関わる「腹部大動脈瘤」の切迫破裂によって腰や背中に激痛が走る危険性も念頭に置く必要があります。
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