Bump of Chickenメンバーの素顔|年齢・結婚と30年の絆
BUMP OF CHICKENの特異性は、千葉県佐倉市で過ごした少年時代のコミュニティがそのままロックバンドへと昇華した点にあります。幼稚園の入園式ですでに出会っていた藤原基央、直井由文、升秀夫の3人に、小学生時代に増川弘晃が加わり、佐倉市立臼井西中学校で4人の友情は強固なものとなりました。
バンド結成のトリガーを引いたのは、ドラムの升秀夫でした。中学生の頃、自宅のゴミ捨て場にドラムセットの一部が捨てられていたのを拾い集めた升が、藤原に「一緒にバンドをやろう」と声をかけたことがすべての発端です。当時の特番インタビューや過去の手記で語られている通り、当初ギターを担当していた増川弘晃は、演奏技術の不足から「見習い」「スタッフ」という立ち位置で関わっていました。しかし、高校受験を機にオリジナルメンバーが抜けたタイミングで、藤原が増川を正式なギタリストとして迎え入れます。
1996年2月11日、ティーンズ・ミュージック・フェスティバルの予選に出場した日が、公式な結成記念日と定められています。当時のバンド名「BUMP OF CHICKEN」は、「弱者の反撃」「臆病者の逆襲」といった意味を込めて名付けられました。技術や野心から集まったビジネスライクなバンドとは一線を画し、「この4人で放課後を過ごしたい」という純粋な遊びの延長線上に誕生したことが、後年のあらゆる試練を耐え抜く防波堤となったのです。
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