札幌の消防出動をリアルタイム確認!今鳴るサイレンの真相と確認術

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近隣でサイレンが鳴り響いた際、多くの人が無意識に犯してしまう重大な過ちが存在します。その最たるものが、「今どこで火事ですか?」と119番へ直接電話をかけてしまう行為です。

札幌市消防局の心臓部である札幌消防局指令センターには、市内全域から1日平均数百件に及ぶ緊急通報が寄せられます。指令センターの受電台数と管制オペレーターの人員には物理的な上限があります。それにもかかわらず、「サイレンがうるさいから場所を教えてほしい」「自分の家の近くか確認したい」といった問い合わせ電話が回線を塞いでしまうと、いま心肺停止に陥った急患や、炎に囲まれて逃げ場を失った要救助者からの命を賭した119番がつながらなくなるという恐るべき事態を引き起こします。

消防局関係者の間でも、問い合わせによる回線逼迫は長年問題視されてきました。119番は「通報用」であり、「案内窓口」ではありません。位置確認を行いたい場合は、前述した自動音声案内(011-201-0011)を利用するのが絶対の鉄則です。

また、近年のネット環境において看過できないのが、過剰な野次馬心理と誤情報の拡散です。建物から立ち上る湯気を黒煙と見間違えて「大火事発生」と虚偽投稿された事例や、消防隊が警戒解除して引き上げた後も過去動画が拡散され続けた例が後を絶ちません。サイレンが鳴っている最中に現場へ駆けつけ、スマートフォンで撮影しようとする行為は、緊急車両の部署やホースの展張、救護動線を直接的に阻害する極めて危険な行為です。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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