突然の胸の圧迫感はストレス?息苦しさの正体と危険な病気の見分け方
Q1:胸の圧迫感がある時、救急車を呼ぶべきか自分で病院に行くべきかの判断基準は?
A1:痛みの持続時間と随伴症状が判断の鍵となります。「これまでに経験したことがない激しい締め付け感が15分以上続く」「冷や汗が止まらない」「意識が朦朧とする」「左肩や背中、顎にかけて痛みが広がる」といった症状が1つでもある場合は、迷わず119番通報で救急車を要請してください。一方で、痛みが数秒で消える、あるいは数日間にわたって時々チクチク痛む程度で全身状態が良好な場合は、平日の日中に循環器内科を自力受診するのが適切です。
Q2:心因性の胸の圧迫感は、市販薬で改善することはできますか?
A2:一時的な緩和を目的とした漢方薬の選択肢は存在します。ストレスによる胸部や咽頭のつかえ感(梅核気)には「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」、動悸や強い不安感を伴う場合には「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」などが薬局で購入可能です。ただし、これらは対症療法に過ぎません。基礎疾患の除外診断を受けないまま市販薬に頼り続けることは避けてください。
Q3:20代や30代の若年層でも、胸の圧迫感から心筋梗塞になる可能性はありますか?
A3:頻度としては中高年層に比べて低いものの、決してゼロではありません。特に喫煙習慣がある人や高度な肥満、家族歴がある人は若年発症のリスクを抱えています。また、冠動脈が一過性に痙攣を起こして血流が遮断される「冠攣縮性狭心症」は、ストレスや喫煙、過度の飲酒が引き金となり、若年〜中年層の安静時(特に深夜から早朝)に好発するため、若年だからと軽視することは禁物です。
タグ:
https://blog.oasisdigital.com/lynxstone/2437298/