最後の晩餐』ユダはどれ?裏切り者を一発で見分ける3つの特徴

最後の晩餐』ユダはどれ?裏切り者を一発で見分ける3つの特徴の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

画面に向かって中央のイエス・キリストから左側、視線を少し落とした3人組のグループに注目してほしい。ペテロとヨハネに挟まれ、少し体を後ろに引いている男こそが、イスカリオテのユダだ。一見すると集団の中に紛れ込んでいるように見えるが、ダ・ヴィンチは決定的な見分け方を絵の中に散りばめている。

第一の決め手は、彼が右手にしっかりと握りしめている「小袋」だ。これはイエスを銀貨30枚で売った報酬、すなわち裏切りの代償が入った袋である。第二のポイントは「光と影のコントラスト」だ。他の使徒たちの顔には明るい光が当たっているのに対し、ユダの顔だけは意図的に濃い影で覆われ、不穏な陰影を帯びている。そして第三に、彼の肘付近に注目すると、テーブル上の塩壺を誤ってひっくり返しているのがわかる。当時のヨーロッパにおいて「塩をこぼすこと」は悪運や不吉の象徴であり、彼の犯した大罪を静かに暗示す小道具なのだ。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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