小嶋陽菜のセクシー美と進化論|写真集からRosier社長への軌跡
小嶋陽菜のグラビア史を振り返る上で欠かせないのが、2010年代半ばに出版界を席巻した写真集の数々です。2013年発売の『小嶋陽菜 1stフォトブック こじはる』(講談社)は累計発行部数15万部超を記録し、続く2015年の写真集『どうする?』(宝島社)では、大胆なヒップカットが社会的な話題を呼びました。当時のオリコン写真集ランキングで首位を独走しただけでなく、特筆すべきは購入者の4割以上を女性読者が占めたという実態です。
出版関係者の当時の証言によると、現場での彼女は「自分がどう見られたいか」よりも「読者がどんな世界観に憧れを抱くか」を冷静に俯瞰するプロデューサー視点を常に持っていたと伝えられています。男性向け水着グラビアが主流だった時代において、柔らかな自然光、ハイファッションの要素、そして健康的な肉感美を融合させたビジュアル表現は、グラビア界におけるコペルニクス的転回をもたらしました。
時を経て成熟した大人の女性となった現在も、そのセクシーさは色褪せるどころか、知性と洗練を帯びてアップデートされています。Instagramで披露されるドレスや水着姿には、鍛えすぎず、痩せすぎない「触れたくなるような柔らかさ」が保たれており、30代後半を迎えた現在もなお、女性トレンドの最前線を走り続けています。
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