史上最強の力士・雷電爲右衛門の伝説!9割6分と横綱未昇進の謎
これほどの圧倒的な実績を残しながら、なぜ雷電は「横綱」になれなかったのか。これは相撲史における最大の謎の一つとされてきた。
当時の「横綱」は現在のような最高位の階級名ではなく、最高位は大関であり、横綱は「横綱のしめ縄を締めて土俵入りを行う特別免許」を意味していた。そして、その免許を授与する権限を持っていたのが、京都の吉田司家と江戸の陣幕家という家柄だった。
雷電が所属していた藩や、彼を後援する勢力と、吉田司家との政治的な折り合いが悪かったことが、横綱推挙を見送られた最大の要因と見られている。実績では文句なしのトップでありながら、政治的思惑の渦に巻き込まれた格好だ。
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