ビッグモーター上場廃止の真相!非上場の理由とWecars再建の裏側
破滅の淵に立たされた同社を救済・再編したのが、大手総合商社の伊藤忠商事、伊藤忠エネクス、そして企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP)による連合でした。2024年春、緻密なデューデリジェンスを経て実行されたのが、いわゆる「会社分割(グッドカンパニー・バッドカンパニー方式)」です。
この買収スキームの核心は、創業家の完全排除と健全な事業の切り分けにありました。
【承継事業(グッドカンパニー)】
優良な店舗資産、整備工場インフラ、現場で働く約4,000人の一般従業員を新会社「株式会社WECARS(ウィーカーズ)」として独立・承継。伊藤忠グループの厳格なコンプライアンス管理下で、クリーンな中古車販売・買取・整備事業として再出発を切りました。
【旧会社(バッドカンパニー)】
ビッグモーター本体は「株式会社BALM(バーム)」に商号を変更。店舗営業からは完全に撤退し、過去の保険金不正請求に伴う損害賠償の支払いや損害保険会社との精算、法的係争の処理に特化する清算管理会社となりました。
創業家である兼重一族は新会社の株式を一切保有できず、経営権からも永久追放される形で、ブランドの完全な刷新が図られたのです。
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