伝説のギタリストと令和の映画界を背負う女優――木暮武彦と杉咲花、孤高の表現者が交錯する現在地
80年代の日本のロックシーンを旋風のように駆け抜けたRED WARRIORS。そのサウンドの要であり、奔放かつエモーショナルなギタープレイで観客を魅了し続けたのが木暮武彦だ。彼が鳴らすギターのリフには、情熱とどこか切ない哀愁が同居していた。
一方、スクリーンの中で言葉以上の感情を瞳に宿らせるのが杉咲花だ。彼女の演技は、台詞のない数十秒間の中に登場人物の人生すべてを投影してみせる。ジャンルこそ「音楽」と「芝居」で異なるものの、解き放たれる表現の純度と、観る者の心臓を直接掴むような引力には、奇妙なほど共通した手触りがある。
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