「疲れたよパトラッシュ」元ネタの真実!ネロの本当のセリフと最終回の真相
「疲れたよ、パトラッシュ」という短縮されたフレーズは、バラエティ番組のパロディやSNSでのネットミーム化が進んだ結果、人々の記憶の中で定着してしまった典型的な「マンデラ効果(集団的な記憶違い)」の一例です。
1975年にフジテレビ系列の『世界名作劇場』枠で放送されたアニメ『フランダースの犬』の第52話(最終回「天使たちの絵」)において、主人公ネロが愛犬パトラッシュに語りかけた正確なセリフは以下の通りです。
「パトラッシュ、疲れたろ。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ……パトラッシュ……」
ネロは自分ひとりの疲れを嘆いたのではなく、飢えと寒さの中で自分を探し出し、大聖堂まで命がけで駆けつけてくれた相棒のパトラッシュをまず気遣い、「疲れたろ」と労っています。その後、静かに「僕も疲れたんだ」と続け、意識が遠のくなかで最期の眠りへと就きました。自分自身の限界を訴える言葉である以上に、過酷な運命を共に歩んだ愛犬への深い愛情と感謝が込められた言葉だったのです。
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