梅干しがアルカリ性なのはなぜ?酸性食品との違いと健康効果の真相
かつて健康食品ブームなどで「肉ばかり食べると血液がドロドロの酸性になり、病気になりやすい体質になる」「アルカリ性食品を食べて弱アルカリ性体質を目指そう」といった宣伝文句が定着しました。しかし、2026年の現代生理学において「食事によって血液のpHが酸性やアルカリ性に大きく変わる」という説は明確に否定されています。
人間の血液や体液のpHは、健康な状態であれば「pH 7.35〜7.45」という極めて狭い弱アルカリ性の範囲に24時間体制で厳密にコントロールされています。この恒常性(ホメオスタシス)を維持しているのが、人体に備わった3重の調整システムです。
1つ目は血液中の重炭酸緩衝系、2つ目は二酸化炭素を排出する「肺の呼吸調整」、そして3つ目が余分な酸やアルカリを尿中に排出する「腎臓のろ過機能」です。酸性食品を大量に食べたとしても、体内で生じた酸は即座に中和・排泄されるため、健康な人の血液が酸性化することはありません。
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