大阪府咲洲庁舎の真実|全面移転断念の背景と現在の姿を徹底解剖
さきしまコスモタワーの歴史を語る上で外せないのが、前身である「旧WTCビル(大阪ワールドトレードセンタービルディング)」の存在です。1995年、大阪市主導の第三セクターによって総事業費1,000億円超を投じて建設されたこのビルは、バブル経済崩壊の煽りを受け、入居率の低迷と巨額の負債に苦しみ続けました。結果として2009年に会社更生法を申請し、事実上の経営破綻に追い込まれます。
この巨大な負の遺産に救いの手を差し伸べたのが、当時の橋下徹大阪府知事でした。老朽化が進む大手前本庁舎の建て替えコスト削減と、停滞する咲洲地区の再開発を一気に進めるべく、大阪府庁の移転計画を提唱。2010年に大阪府が約85億円という破格の安値でビルを取得し、「大阪府咲洲庁舎」として新たなスタートを切ることとなりました。
タグ:
https://dev-cerebrum.nuworks.ph/xT0G1H6/6002605/