熊に勝った人間は実在する?素手やナタで撃退した衝撃実話と急所の真相

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近代日本の歴史において、最も恐ろしいヒグマの脅威を退け「熊に勝った男」として語り継がれるのが、1915年(大正4年)に北海道苫前郡で発生した「三毛別羆事件」を解決に導いた孤高の猟師、山本兵吉です。

死者7名、重傷者3名を出し、寒村を地獄へと突き落とした巨熊「袈裟懸け(けさがけ)」は、体長約2.7メートル、体重340キロという怪物でした。警察や青年団、帝国陸軍の歩兵部隊まで出動した討伐隊が成果を挙げられない中、日露戦争での従軍経験を持つ山本兵吉は、単独で熊の習性を読み切る行動に出ました。

山本兵吉は吹雪の吹き荒れる山中を一人で追跡し、風下に回り込んで熊に気付かれることなく数十メートルの至近距離まで接近。所持していたロシア製ライフル「ベルダン銃」から放った初弾で熊の心臓付近を撃ち抜き、怯んで振り返った瞬間に眉間を撃ち抜いて即死させました。この事実は、人間が熊という圧倒的な捕食者に勝利するためには、腕力ではなく「極限の冷静さ」「風向きと地形の利用」「急所へのピンポイント攻撃」が不可欠であることを物語っています。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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