長与千種の若い頃がイケメンすぎ!伝説の髪切りマッチと現在を徹底追跡
1980年代半ば、全日本女子プロレス(全女)の会場は異様な光景に包まれていました。客席の9割以上を埋め尽くしたのは、黄色い歓声を張り上げる女子中高生たちです。その視線の中心にいたのが、精悍なショートカットと憂いを帯びた眼差しでリングに立つ長与千種でした。
当時の写真資料や映像記録を振り返ると、デビュー当初の長与は肩まで髪を伸ばし、愛嬌のある「かわいい」妹キャラとしてリングに上がっていました。しかし、思うような結果が出ず、自らのアイデンティティを模索する中で髪をバッサリと切り落とした瞬間、彼女の内なるスター性が一気に覚醒します。
当時の特番インタビューや自著『輝け!クラッシュ・ギャルズ』などの手記において、長与は「最初は可愛い水着やフリルのガウンに憧れていたけれど、ショートカットにして男物のシャツを羽織ったとき、初めて自分の本当の居場所が見つかった気がした」と告白しています。
ボーイッシュでありながら、どこか少女の儚さを残したビジュアルは、従来の男性ファン向けだった女子プロレスの概念を根底から覆しました。ファンからは「宝塚歌劇団のトップスター以上に中性的で美しい」「どんな男性アイドルよりも胸に刺さるイケメン」と評され、リングインするだけで失神するファンが続出するほどの社会現象へと発展していったのです。
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