本当に効くのはどっち?コンセントリック収縮で筋肥大を最大化する正しい鍛え方

本当に効くのはどっち?コンセントリック収縮で筋肥大を最大化する正しい鍛え方に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

筋肉が張力を発揮するメカニズムは、生理学的に大きく「等張性収縮(アイソトニック収縮)」と「等尺性収縮(アイソメトリック収縮)」の2つに大別されます。このうち、関節運動を伴いながら筋肉の長さが変化する等張性収縮の一翼を担うのが、短縮性筋収縮と呼ばれるコンセントリック収縮です。

微視的な視点で見ると、筋線維内では「アクチン」と「ミオシン」という2種類の筋フィラメントが滑り込むように結合し、筋節(サルコメア)の全長を物理的に短縮させています。ウエイトトレーニングの文脈では「ポジティブ動作」とも呼称され、外部の負荷や重力に打ち勝ってウエイトを押し上げ、あるいは引き寄せる挙動そのものを指します。

コンセントリック収縮の具体例は、日常的な動作から本格的なバーベル種目まで無数に存在します。

  • ベンチプレスの挙上局面:胸上に触れたバーベルを天井へ向けて力強く押し上げる動作(大胸筋や上腕三頭筋が収縮)。
  • スクワットの立ち上がり局面:深くしゃがみ込んだボトムポジションから、床を蹴って直立姿勢へと戻る動作(大腿四頭筋や大臀筋が収縮)。
  • アームカールの巻き上げ局面:肘を曲げながらダンベルを肩口へと持ち上げる動作(上腕二頭筋が収縮)。
  • 懸垂(チンニング)の引き上げ局面:バーを握り、背中の力で胸をバーに近づけていく動作(広背筋が収縮)。

一方、壁を全力で押す時のように「筋肉の長さを変えずに力を発揮する状態」はアイソメトリック収縮(等尺性筋収縮)と呼ばれ、関節角度を固定したリハビリやプランクなどで用いられます。コンセントリック収縮は、これらの中で唯一「外部負荷に対して能動的に仕事を行い、物体を加速させる」という力学的な役割を果たしています。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

タグ: https://blog.oasisdigital.com/nishiyama/3044098/