見る・観るの違いとは?映画やテレビの使い分けと五大漢字の真相
Q1:大学のレポートや就職活動のエントリーシートでは「観た」と書かないほうがよいですか?
A1:公的な採点基準が適用される文章では、常用漢字表の基準に則り「映画を見た」「舞台を鑑賞した」と書くのが安全です。「観る」は常用漢字表外の訓読みであるため、厳格な採点者からは用字用語の誤りとして減点対象にされる可能性があります。「鑑賞した」と言い換えるのが最も洗練された表現です。
Q2:スポーツの生中継を自宅で応援しながら視聴する場合はどちらを使いますか?
A2:個人のSNSで「熱戦をリアルタイムで観戦している」という熱意や熱量を伝えたい場合は「サッカー日本代表戦を観ている」と書くことで感情が伝わります。一方で、事実関係を簡潔に日記や記録として残すだけなら「試合を見る」で十分です。
Q3:パソコンのフォントや手書きで「観る」と書くのは間違いと批判されますか?
A3:間違いではありません。「観る」は日本の文学作品や大正・昭和の文豪たちの随筆でも豊かに用いられてきた歴史ある表記です。批判されるのはあくまで「公用文や新聞報道のルールが求められる場面で表外訓を使ってしまった場合」に限られます。用途と媒体を見極めていれば堂々と使って問題ありません。
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