1光年は何キロ?新幹線やロケットの所要時間と宇宙の真実を徹底解剖
1光年という基本単位を頭に入れた上で、夜空に輝く実際の天体までの距離を俯瞰してみると、宇宙の底知れない深延が浮かび上がってきます。
太陽系から最も近い恒星系であるプロキシマ・ケンタウリまでの距離は約4.24光年です。仮に現在最速で航行を続ける無人探査機ボイジャー1号のスピード(時速約6万km)で向かったとしても、到着までには約7万5000年以上を要します。隣の星の光を見ることでさえ、4年以上前の過去を覗き見ている状態です。
視点をさらに広げると、私たちの太陽系が属する天の川銀河(銀河系)の直径は約10万光年に及びます。端から端まで光の速度で駆け抜けても10万年かかります。そして、肉眼で見える最も遠い天体として有名なアンドロメダ銀河までの距離は約250万光年に達します。
2026年の今夜、澄んだ夜空を見上げてアンドロメダ銀河のかすかな光を捉えたとすれば、その光は地球上で人類の祖先である原人が石器を使い始めた約250万年前に銀河を旅立った光です。「夜空を見上げる行為は、そのまま宇宙の過去の歴史を旅するタイムトラベルである」と評される理由は、この圧倒的な距離の隔たりにあります。
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