民主党政権はなぜ崩壊したのか?「悪夢」の真相と再評価される功績

民主党政権はなぜ崩壊したのか?「悪夢」の真相と再評価される功績について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

民主党が政権を担った期間は、2009年9月16日から2012年12月26日までの3年3カ月(通算1198日)に及びます。この短期間に3人の首相が目まぐるしく交代を繰り返した事実そのものが、政権運営の混迷を雄弁に物語っています。

皮切りとなった鳩山由紀夫内閣は、「政権交代」という国民の絶叫に近い期待を背負って発足しました。衆院選で308議席という圧倒的過半数を獲得しながらも、沖縄の米軍普天間飛行場移設問題を巡る「最低でも県外」発言が迷走。日米関係に深刻な亀裂を生じさせ、社民党との連立解消を機にわずか8カ月余りで退陣を余儀なくされました。

後を継いだ菅直人内閣を待ち受けていたのは、2011年3月11日の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故という、国家存亡の危機でした。危機対応の最前線で首相自らが細部に介入するスタイルが現場の混乱を招いたと批判され、参院でのねじれ国会や民主党内の反主流派(小沢グループ)との内紛が激化。特例公債法案などの成立と引き換えに、1年2カ月で退阵に追い込まれました。

そして殿(しんがり)を務めた野田佳彦内閣は、党内の猛反発を押し切って自民・公明両党との「社会保障と税の一体改革に関する三党合意」を主導。消費税率10%への引き上げ方針を決定しました。この決断は党の分裂を招き、小沢一郎氏らの集団離党へと発展。2012年11月、国会での党首討論において、野田首相は自民党・安倍晋三総裁(当時)を相手に衆議院解散を電撃言明し、翌月の総選挙で民主党は57議席へと壊滅的な惨敗を喫することになります。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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