うさぎの脱水症状を見逃すな!危険なサインと命を救う応急処置
「朝は普段通りに見えたのに、夕方には体が冷たくなっていた」という悲痛な飼い主の声がSNSや臨床現場で後を絶ちません。うさぎの水分必要量は体重1kgあたり約50〜100ml/日と、犬や猫と比較しても極めて多いのが特徴です。体内の水分バランスがわずか5〜10%崩れるだけで、全身の循環不全に直結します。
自宅で異変を感じた際、まず実施すべき客観的な判定基準が皮膚のつまみテスト(ツルゴールテスト)です。首の後ろや背中の皮膚を指で優しくつまみ上げて離したとき、健康な状態であれば瞬時に元の平らな状態へ戻ります。しかし、脱水が進行していると皮膚の弾力が失われ、つまんだテント状の形が1〜2秒以上残ります。この状態が確認された場合、中等度以上の脱水に陥っている証拠です。
また、排泄物の変化も見逃せない重要シグナルです。脱水初期には腎臓が水分を再吸収するため、おしっこが出ない、あるいは色が異常に濃い茶褐色になる現象が起きます。さらに糞のサイズが普段の半分以下に縮小したり、硬く歪な形になったりする場合も、消化管内の水分が枯渇している危険なサインです。
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