「汚部屋」を晒す若者たち。Snsで急増する「片付けられない症候群」のリアルと、写真が発するSosのシグナル
一方で、自ら部屋の写真を撮る行為そのものに治療的な効果があるとする見方もある。片付けられない状態に陥っている人は、自分の部屋の異常さに気づいていないことが多い。視野が狭くなり、混沌とした空間が「日常」として麻痺してしまっているからだ。
しかし、カメラのレンズを通すことで、客観的な視点を取り戻すことができる。画面に映し出された我が家の惨状を見て、初めて「これは異常だ」「助けが必要だ」と自覚するケースは少なくない。主観的な空間をデジタルデータとして客観視することが、現状打破のトリガーになるのだ。
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