足の裏のタコが痛む理由とは?魚の目との違いと正しい治し方を徹底解説

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ネット上の掲示板やSNSでは、「爪切りでタコを切り取った」「カッターで削ると爽快」といった危険な体験談が散見されます。しかし、臨床現場ではこうした自己流処置によるトラブルが後を絶ちません。

都内の形成外科・皮膚科クリニックに勤務する医師は、現場の実情を次のように警鐘を鳴らします。

「お風呂上がりに柔らかくなったタコをカッターやハサミで切り刻み、真皮層まで達して出血した状態で駆け込んでくる患者さんが後を絶ちません。足裏は雑菌が繁殖しやすい過酷な環境です。そこへ非滅菌の刃物で微小な創傷を作ると、黄色ブドウ球菌などが侵入して蜂窩織炎(ほうかしきえん)を引き起こし、足全体が赤く腫れ上がって点滴治療が必要になるケースもあります。特に糖尿病患者の方の場合、末梢神経障害と血流不全から自覚症状が薄れ、自己処置の傷口から足病変が潰瘍化・壊死へと進行する極めて深刻なリスクを孕んでいます」

また、過度な刺激を与えられた皮膚細胞は、物理的防御反応をさらに強め、以前よりも硬く巨大なタコを短期間で再生させる「リバウンド現象」を起こします。カッターやハサミを使った自力での切除は、百害あって一利なしと認識すべきです。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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