映画『ちはやふる』上白石萌音の大江奏役が絶賛された理由と舞台裏
本作をめぐっては、インターネット上やSNSでいくつかの疑問や噂が語られることがあります。当時の制作発表資料や小泉徳宏監督のインタビューをもとに、その真相を検証します。
誤解1:「着物や袴の着付けはすべてプロ任せだった?」
劇中で呉服屋の娘として誰よりも早く美しく着物を着こなす奏ですが、上白石さんは撮影中、自力で帯を締め、着崩れを直す所作まで徹底的に身体に染み込ませていました。着物監修の専門家から「歩き方や座り方、袖の扱い方に天性の品がある」と絶賛されたのは、単に着せられていたのではなく、役作りの一環として私生活から姿勢を正していた努力の賜物です。
誤解2:「競技かるたの腕前は形だけだった?」
千早や太一のような激しい「払い手」が目立つ作品ですが、上白石さんもクランクイン前の数ヶ月間、一般社団法人全日本かるた協会の実力者による過酷な競技かるた特訓を他のキャストと全く同じメニューで受けていました。畳との摩擦で膝に水が溜まるほどの猛練習を重ねており、札を払うスピードや構えの美しさは本職のかるた選手からも高く評価されました。
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