統一教会と北朝鮮の闇 文鮮明・金日成会談と資金ルートの真相

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会談から数年後、具体的事業として結実したのが平和自動車プロジェクトだ。平壌近郊の南浦(ナムポ)に建設された自動車組み立て工場は、北朝鮮における初の南北合弁事業として大々的に宣伝された。しかし、自動車の生産台数自体は極めて限定的であり、採算性が追及される一般企業とは程遠い実情が浮き彫りとなる。

実態は、宗教事業を名目に莫大な外貨を北朝鮮体制へ注入するための「トンネル」だったとの指摘が絶えない。朝鮮労働党の幹部らはこの事業を歓迎し、特権的な経済特区での活動を許可した。日本国内で集められた多額の献金が、合法・非合法のルートを通じて平壌へ送られ、北朝鮮の外貨保有を支える生命線となっていた疑惑は深まるばかりだ。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

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