【2026年建築最前線】光を纏う空間の理想と現実——進化するガラス建築がもたらす新たな暮らしの選択肢
外からの視線にどう対処するか。これはガラスの家に住む上で避けては通れないテーマだ。従来は重厚なカーテンやブラインド、ルーバーなどを多用することでプライバシーを守っていたが、それではせっかくの開放感が半減してしまう。
ここで主役に躍り出たのが、液晶フィルムをサンドイッチした調光ガラス(スマートガラス)だ。スイッチひとつ、あるいはスマートフォンのアプリ操作で、透明なガラスが一瞬にして乳白色のすりガラスへと変化する。日中は透明な空間で豊かな光を浴び、夜間やプライベートな時間を過ごす際は外部からの視線を完全にシャットアウトする。このフレキシビリティが、都市部でのガラス建築普及を後押ししている。
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